たまりば

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2012年05月06日

60歳からは地域で仕事

60歳からは地域で仕事
三鷹市のNPO法人シニアSOHO三鷹が、WAM(独立行政法人福祉医療機構)
の国庫補助事業を受けて、高齢者支援の地域福祉振興の事業、
「ICTによる孤立防止ネットワーク構築」を始めると発表した。
(写真は、その事業の実行委員会風景)
同NPOのホームページ:http://www.svsoho.gr.jp/

この日、多摩市のもしもし新聞発行者の長谷川豊子さんがたまりばのブログ
に書いている。
「ようこそ、65歳!」と。

65歳を迎え、新たな地域事業を起こすと言う意欲満々の決意表明だ。
こういう高齢者(というより、若々しい)の年取ることへの所信表明は大変
嬉しく思う。

私(すこや)もそこにコメントを書いたが、どうも「65歳から高齢者」
というのは違うのではないか。最近何人かから、80歳までが現役でいる
べきで、81歳からが高齢者だ、という意見を聞く。

私もそういう気がしている。80歳までは元気に責任ある地域に役立つこ
とをしよう。81歳から迷惑かけない老人の生き方をする・・・と。

先々月八王子市オトパ(お父さんお帰りなさいパーティ)で基調講演をした。
演題を「60歳からは地域で仕事」という話をしたら、思いのほか賛同の
声が上がっていた。

この会で、このお話しをしたおかげで、嬉しい余波が出ている。
多摩信用金庫の運営する「多摩ライフクラブ」がこのテーマの講座をする
という話が来た。8月なのでそろそろ案内が出る。

この会で知り合った、定年間際の技術系会社員氏が「いろいろ取組み
たい」と意志表明され、地域活動を一緒にしようと、お付き合いを始めて
いる。

シニアが、高齢だと言って「面倒を見てもらう」存在ではなく、逆に「地域
の面倒を見る」シニアになる方が良いのだ、と考える人が増えている。

冒頭の三鷹のシニアSOHOの福祉事業も、高齢者を見守るだけでなく、
高齢者が地域を面倒見るのだ、という視点の活動こそ「本当の福祉」な
のだろう。



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