2016年06月25日
選ばれるまちを創る。笠間と東京圏をつなぐ会>参加報告


ーホテルの会合に出ました。
「選ばれるまちを創る。笠間と
東京圏をつなぐ会」
という地方創生をすすめる笠
間市が主催する、東京圏に
在住の関係者を集めるまちづ
くり情報交換会です。
私もTokyo笠間学会の動きをする市民活動者として招かれました。
会場には市長、副市長、教育長、市議会議長の他幹部・職員が
十数人居たほか、招待者が70人集まり、盛況でした。
来賓に衆議院議員さんが居ましたが、議院や企業経営者という
種類は居ないらしく、在京で移住された人、メディア、専門家、
笠間出身者という多様な人の集まりになったようでした。
基調講演の中で市長は「在首都圏の笠間出身学生を集めたい。
今後の活躍と、笠間への連携を進めたい」という話をしました。
地方創生の総合戦略で笠間市は
「東京圏にそうした人の集まる拠点を置き、笠間には都会陣の仕
事も遊びや癒しもできる拠点を置き、交流する」
を打ち出しています。
その動き第一弾がこの会合で、行動的な町だと感心します。
三鷹。多摩地区で活躍する笠間出身の方々が4人(米川充、
坂部篤史、大原純子,平井孝子)が参加しました。

第2部の懇親会では、笠間自慢の食材・お酒が振舞われ、変わり
稲荷ずし、大根ドレッシング、豚肉、完熟トマト・・と多彩でした。

圧巻は、須藤総本家酒造の社長・須藤源右衛門さんのトークと
秘酒「花薫光」が飲めたことでした。これは伊勢志摩サミットで
安部首相夫人主催のサミット夫人晩餐会で振舞われた「日本最
古の酒造の日本酒」というものです。
このサミットに出た裏話、社長自身が伝統を守る酒造の経営の
物語,特に笠間の水の話をされました。

低い精力的な人柄で
した。
私も名刺を交換し、
すぐにもお訪ねした
い気になります。
無論、ネット価格
¥28,000のお酒は
絶品でしたよ。
この会がキックオフとなり、次々と行動が開始される予感が
する会合でした。
たくさんの人と、出会い交流できてエネルギーをもらいました。
2016年06月16日
景観と清流を守る>環境市民活動と地域経営に思う

12日は、東久留米市役所のホールで開催の「環境フェスチバル」を見物。
速めに会場を出て、ちょっと歩くと上写真のような風景に出会いました。
大人も子供も、川で水遊びする。「水辺の広場」という公的な場所でした。
湧水が豊富で、よい環境の街というのを謳う都市だから力を
入れています。

パネル展示して、活動を誇り、新規加入者を勧誘していました。
その中身が、とてもしっかりした充実した活動をしています。かなりな
時間を投じた真剣な取り組みがたくさんあると見ました。
この町は、大都会の真ん中ではないですが、三鷹市と同じような
「周辺都市」です。人口は多く、都心へ通勤者の住宅がいっぱい。
田舎ではないです。
たまたま、湧水がすごい。澄んだ水が大量に流れ、そこで遊べる。
これを放置せずに守っています。それで環境保護運動が盛んです。
展示のほかに、体験教室が行われていました。
竹工作、間伐材利用の木工、皮細工・・・熱心で丁寧に教えるシニア
が講師をしています。
よい刺激をいろいろ受けました。感じたことがあります。
1)市民団体の関係者の年齢層がかなり高い。
よい活動が、若年層に伝わり、活動の若返りが難しいのでは
2)すべてが無償活動で行われている
市民の持ち出しであるとすれば、行政の財源が豊かでないと先細る。
持続型の活動ができないか。
ニースがあるよい活動です。持続的活動にする課題を解決すれば進
むと思います。
フェスチバルでは、上記に対する議論や動きを結集することがあって
良いはずですが、それは見られませんでした。
翻って考えると、東久留米のような都会の中の周辺地は、よい自然が
少なく、人材が多い。消費が多い。
茨城・笠間のように、圧倒的な自然があり、人が少ないという田舎では
何をすべきでしょう。
もっと、田舎への人の移動、移住、2地域居住・・・の促進を・・・
1)ビジネス的なマネタイズ
2)世代間の交流と伝承が行われること、
それが求められています。まず、他世代での人の交流がもっと必要です。
2015年12月15日
師走の三鷹散歩>下連雀から武蔵野崖線へ竹林伐採で。

日曜日。雨模様でしたが歩きました。
下連雀2丁目の自宅から大沢の野川沿いまで6キロほど。
年末行事のミニ門松工作の材料採集に竹林に向かいます。
用事にかこつけての散歩を、酔狂にも傘差して。
上写真は上連雀6丁目の植木農地の紅葉。
連雀通り、人見街道、東八通りを超えて平地を野崎へ。


古そうな農家があり、ゆずの木がありました。コンニャク畑かな。

天文台通りを超えると大沢台。古い集落です。
関東ローム層の真っ黒な畑の色。この見た目がすごく好きです。


この台地のへりが野川に下る崖。武蔵野崖線(むさしのがいせん)
道の突き当たりは20mほどの崖。調布市と府中市の低地になります。
目的地はこの竹林ではなく崖下のマダケの林です。

立派な階段をおりると東京大学馬術部の馬場・厩舎があります。
その裏の真竹(マダケ)の竹林で伐採作業。10人の仲間と合流します。

年末に、20日、どこ竹武蔵野三鷹主催と、27日に予定の好齢ビジネス
パートナーズ主催の「ミニ門松つくり講習」の材料準備です。

太さ3-4センチの竹を20数本伐りました。
3-4節に切ったのを、27日の分50本として、
タワシで洗います。井戸水が暖かく助かり
ました。
青々した竹で門松を作るから、この時期に
伐らないといけないのです。三鷹に真竹の
林が2ヶ所あります。大事にしたいです。
年末の2つの行事で70人ほどが工作に参加します。盛り上がる行事
ができること、こうして協力する仲間がいること。竹を切らせてくれる
地域団体があること、さらには自然があることが、ありがたいですね。
帰りは泥んこになったので仲間と近くの銭湯に漬かり帰りました。
年寄りには、作業で頭も使うし一日よい運動です。
2015年12月06日
「Oターン×RESAS アイデアソンⅡ」イベント快走中!

写真は、多摩信・長島部長による「RESAS2.0」活用法の解説。
12月5日(土)午後、三鷹の「シェアビス3337」で開催されたイベント
「Oターン×RESASアイデアソンⅡ」という名称の集会を開きました。
多摩CBネットワークの分科会として行われました。
聞きなれない名前なので解説します。
・Oターン=IターンやUターンと違う、東京に住みながら田舎の活性
化に寄与するビジネスや活動のスタイル。
・RESAS2.0=政府が地方創生の事業推進に、目標達成を数値で
議論できるようにビッグデータを公開した地域経済分析シ
ステム。4月に初版が公開され、10月から2版が公開中。
・アイデアソン=アイデアを出しっぱなし出はなくまとめて計画まです
る時間の長いグループ討議のこと。
というわけです。
長島さんのRESASの解説の後、Oターン起業活動の紹介を2例。
聞いて、3Grに分かれて、討議しました。参加者は27人に
増え盛り上がりました。内閣府からも参加しNHK記者の取材もあり。

事例報告1)私・堀池が「ToKyo笠間学会準備会の発足」を発表。

事例報告2)合同会社「糸へん」の安田代表が発表。「SMALL WOO
D TOKYO」です。
「RESASの林業版が出ると活用が進む」との意見です。
次いで「RESAS活用」、「笠間ー三鷹連携」、「SMALL WOOD TOKYO」
の3グループに別れワークショップ。



ここで、第一部を終わり、第二部に入ります。
第二部は、笠間市の「笠間市創生総合戦略」を知るため、Tokyo笠間
学会準備会の拡大世話人会としての会合になります。笠間市の市長
公室・政策チーム長の北野氏にお出で頂きました。

各部局との議論、市民との対話に接して
いるため、戦略のどの文字も血の通った
やりとりから書かれたものであることが
分かります。
総合戦略17ページ/施策の内容37ページ、
/笠間市人口ビジョン6ページ。
「RESASではまだ実需把握ができない」
「観光客が増えるとどの店でどう売り上げ
が増えるのかが分かるレベルが欲しい」
と北野さんの発言。
会場からは、盛んな質問が出ました。
◆戦略に「シニアの活用」があるが、もっと積極的に「生きがい就労」を取入れるべき
◆市役所の各部局の人にどう戦略を浸透させているか。成果は出ているか。
◆市民には危機感をどう説明するのか。
◆田舎の人は「よそ者の流入」を排斥する気分もあるのではないか。
私は、「ここまでよく議論が進んでいるな」と感じます。
実行面では大変と思うけれど、笠間市恐るべし。
Tokyo笠間学会も大いに、連携ができればと思います。
終了後に、分科会、拡大世話人会の懇親会を14人で行いました。
これからすごいスピードの疾走が始まるような気がしながら飲みました。
2015年03月31日
トカイでジモト(笠間)応援のビジネス>4月にお奨め2行事

28日の「みたか朝活」の話題は豊富でした。
前の記事で書いたのは、発想の化学反応として、
「聞き書き事業」⇒図書館活性化⇒人間図書館・・を書きましたが、
14人の朝活参加者それぞれの活動・想い発言はまだありました。
そのことを参加者の昭和のマロさんがブログに書いてくれました。
詳しいみたか朝活レポートをマロさん、ありがとう。
そこに、参加の秋元さんが「アンテナショップを作るべく助成金を申請中」
がありました。それは地道な動きで、以下の経過です。
茨城・笠間出身の米川さんの勧めで、好齢ビジネスメンバーは、昨年から、
笠間の焼き物ツアー」「酒造新酒祝う会」「焼き物ツアー2」を体験しま
した。その都度、笠間の地域活性活動の地元メンバーとの、交流会があり
ユニークでした。
その、交流会場がなんと「グランドワーク笠間」という、60~70代のシニア
が働いて稼ぐ「生きがい就労」の見本のようなレストランでした。
その代表の塙茂(はなわ・しげる)さんが、それから三鷹と頻繁に行き来
するようになります。
3月22日、三鷹中央通り商店街のM-マルシェ(露天市)に笠間物産を
送ってもらい、好齢ビジネスのメンバーが販売し三鷹のお客様に
喜ばれました。こういう活動は「Oターン起業」のひとつです。
少し前、1月18日には私(すこや)がSOIFという寄付募集の若者集
団の会合(御茶ノ水)で「聞き書き事業」の発表をしたときは、応援
に駆けつけ議論に入ってくれました。聞き書きを笠間に広めたいです。
NPOグランドワーク笠間は、笠間市内でシニアの活動を繰り広げる
だけでなく、トカイの学生をインターンシップで招き指導もしています。
さらに、トカイとの連携の食と文化のショップをトカイに出店する企画
を始めました。
それをAさんが応援して助成金申請の活動を始めています。
第一回相談の三鷹会議が上の写真。
大きな関心をもって、この進展を考えます。
4月に次の2つのイベントを、グランドワーク笠間関連で行います。
1)4月18日(土)午後13時半から。都市⇔地方の「Oターン」ギャザリング・第2回
「”地方創生”を担うシニアNPOに学び、地方とのツナガリ方を考える」「ジモトとカイの連携フォーラム」
https://www.facebook.com/
photo.php?fbid=10202685809585166&set=gm.476963932453292&type=1&theater
塙さんの笠間での「トカイ連携活動」を聞き、トカイ人間の連携を討論。
会場は三鷹商工会館です。
2)4月26日(日)、笠間・磯蔵酒造主催の「ちょっ蔵新酒を祝う会」ツアー。
http://isokura.jp/event/iwaukai/
お昼前に笠間市・「グランドワーク笠間」のレストランに集合。
塙さんのシニアNPO活動内容トーク。昼食。
その後、磯蔵酒造の新酒イベントに参加。夕方帰京。
このツアーのご案内は、近くFBイベントに出します。