2016年03月28日
シニアと行なった「有償活動についてワークショップ」
先の記事で書いたように、27日は八王子のシニアの集まり、
八王子地域活動コーディネーターの会主催の「シニアカレッジ」
で、講演をしました。
1時間半のお話の中で15分ほど、11人を3つのグループにして
ケーススタディをしてみました。
テーマは、下記です。
=====
・あるとき訪問サポートから帰った一人の会員の報告です。
「障害のある人たちをサポートしているボランティア団体の
経理の処理を指導して来た。経済的に苦しいな活動をしている
団体なので私はお金を請求しない。そうさせて欲しい。」
・これを巡って議論が二つに割れました。
a)そういう対応があっても良いのではないか。
b)有償と無償の線引きは難しくなる。有償を曲げられない。
=====
というものです。
10分ほどグループで議論の後、発表してもらいました。結果は
3グループすべてが「bとする。悩ましいが有償の原則を守る」
でした。
多くの人が、無償ボランティアをしているが、そこから抜け出し
たいと考えていると発言しました。
こうした議論は、これまで表立ってしていませんので、終了後に
「今日のセミナーで、このことが議論できてよかった」という感想
を多くが述べられました。
ともすれば「有償で仕事をするのは避けたい」というシニアが多い
中で、今回の議論ができたことは有益であったようです。
皆さんの元気なお顔を見ながら、帰りましたがよいセミナーの
講師をさせて頂いたとうれしく思いました。
今後のこのケーススタディは、各地で必要に応じて行いたいと
思います。
2016年03月24日
27日八王子シニアカレッジ>地域活動の有償化ワークも
この週末27日は、今年度最後の「セミナー講師」をします。
八王子市のシニアカレッジです。
聞く人は「八王子市コーディネーター会」の方々です。
(PDF: 359.63KB)
演題を「シニアSOHO三鷹の、最初と今」となっていますが
写真にあるように、「地域活動の有償化」をどう実現したか、
が、肝になる話の内容です。
「地域活動の有償化」がなぜ、聞きたいテーマなのでしょうか。
それは20日の下松市での「アラカンの集い」でも参加のシニア
にとって関心の高いテーマでした。
多くのボランティア活動が、継続のために「有償活動に転換」
しようとするときに「無償なら仕事するけど、有償ならお断り」
という活動家がいるのです。多くは仕事のできる女性たちです。
多摩市では19日に公民館主催の「起業講座」が行われました。
ここでは、市民活動の方向は「起業」であり、どう事業化するか
が課題なのに、下松では「都会ではそうかもしれないが、田舎
では違う」と、有償化を嫌がる気風があるようなのです。
生活に余裕があるからでしょうか。
仕事ができる人が「責任を持ちたくない」のは何故か。
「人に役立つ証拠にお金をいただく」のはなぜ困るのか。
責任と分担の代償を支払いで解決しない限り、事業化は
できません。
地域活動がビジネス化する分かれ目がそこにあります。
それでシニアSOHO三鷹は一気に事業拡大ができ、現在も
事業の継続ができています。
27日八王子のワークショップで議論はどうか、興味があります。
2016年03月19日
のぞみに8時間乗る>起業塾とアクティブシニア講演
こぶしが咲きましたが、今朝も雨で寒い!
花の写真を撮りに行くのはやめです。
風邪をひいたので大事をとり、ゆっくり行動
しましょう。
午後は京王線の聖蹟桜ヶ丘にある関戸公民館
へ。多摩市が主催する「コミュニティ起業
塾」の最終日の講師をします。
この講座は「公民館が主催する起業講座」
なので珍しい。
しかしよくシニアや女性が受講しています。もう5年続いています。
2月の初日の様子をブログに書きました。
コミュニティビジネスの手法を学び、事例を知り、自分の事業計画
を立てます。
最終日の今日は、その発表と助言をしあいます。
例えば
・シニアによるシニア向けの「おもてなし英語教室」
・両手の温もりとメンタルケアによる事業
・シニアによる家庭学習塾
などが、構想されています。
町に住む普通の人への「起業マインド」醸成に、私が応援できるのは
ありがたいです。
この講座終わると、夜7時前の新幹線で西へ。徳山に23時に着いて
一泊。明日朝は下松まで行きます。
地元の知人とも意見交換できるのが楽しみ。
午後から、下松市主催の「アラカンの集い」で講演。
日本一豊かといわれる地域のシニアが、60歳を過ぎてどういう生き方
をするのか意見交換をします。
トンボ帰りで日曜中に帰京します。
この月末はやることがいっぱい。
花の写真を撮りに行くのはやめです。
風邪をひいたので大事をとり、ゆっくり行動
しましょう。
午後は京王線の聖蹟桜ヶ丘にある関戸公民館
へ。多摩市が主催する「コミュニティ起業
塾」の最終日の講師をします。
この講座は「公民館が主催する起業講座」
なので珍しい。
しかしよくシニアや女性が受講しています。もう5年続いています。
2月の初日の様子をブログに書きました。
コミュニティビジネスの手法を学び、事例を知り、自分の事業計画
を立てます。
最終日の今日は、その発表と助言をしあいます。
例えば
・シニアによるシニア向けの「おもてなし英語教室」
・両手の温もりとメンタルケアによる事業
・シニアによる家庭学習塾
などが、構想されています。
町に住む普通の人への「起業マインド」醸成に、私が応援できるのは
ありがたいです。
この講座終わると、夜7時前の新幹線で西へ。徳山に23時に着いて
一泊。明日朝は下松まで行きます。
地元の知人とも意見交換できるのが楽しみ。
午後から、下松市主催の「アラカンの集い」で講演。
日本一豊かといわれる地域のシニアが、60歳を過ぎてどういう生き方
をするのか意見交換をします。
トンボ帰りで日曜中に帰京します。
この月末はやることがいっぱい。
2016年03月15日
アラカンは「好齢者」になろう>セミナーの資料完成
し
山口県・下松市に20日に訪問し講演します。
(19日の多摩市での起業塾の講師をして、夜の新幹線
で向かいます)
企業をリタイヤした元気高齢者が地域活動に参加し
どう進んでゆくかが、認知症や介護の予防との関連で
動きにしようと、行政や市民団体が検討をしています。
そこで、東京・多摩地域でのシニアの取り組みの事例
などをお話します。
下松市は私も企業人時代に数回訪問したことがあります。
会社の重電部門の電気機関車(新幹線など)を製造する
工場があり、生産管理の研究会などで訪ねました。
温暖で風光明媚なところにある工業都市ですが、市の資
料によると全国屈指の住み易さ指数の高い町だそうです。
地方創生のツールRESAS(地域経済分析システム)の
地域経済循環図というのを見ると、下松市の地域経済
循環率は103%と極めて高いです。
(三鷹市89%、笠間市83%)
これを見ても豊かなまちであることが分かります。
そこで集まるシニアの皆さんとどういう議論になるか、
楽しみです。
山口県・下松市に20日に訪問し講演します。
(19日の多摩市での起業塾の講師をして、夜の新幹線
で向かいます)
企業をリタイヤした元気高齢者が地域活動に参加し
どう進んでゆくかが、認知症や介護の予防との関連で
動きにしようと、行政や市民団体が検討をしています。
そこで、東京・多摩地域でのシニアの取り組みの事例
などをお話します。
下松市は私も企業人時代に数回訪問したことがあります。
会社の重電部門の電気機関車(新幹線など)を製造する
工場があり、生産管理の研究会などで訪ねました。
温暖で風光明媚なところにある工業都市ですが、市の資
料によると全国屈指の住み易さ指数の高い町だそうです。
地方創生のツールRESAS(地域経済分析システム)の
地域経済循環図というのを見ると、下松市の地域経済
循環率は103%と極めて高いです。
(三鷹市89%、笠間市83%)
これを見ても豊かなまちであることが分かります。
そこで集まるシニアの皆さんとどういう議論になるか、
楽しみです。
2016年03月14日
東京子育て応援事業に注目>公募説明会に参加しました。
東京都は、合計特殊出生率が1.15(平成26年)と全国最低です。
少子化のトップをひた走る。この状況を打破するのに
・結婚や出産をためらう若い世代を支援
・子育て世帯に対する環境の整備
・社会全体で子育て応援を進める機運の醸成
のための応援事業を「東京都福祉保健財団」が行っています。
2016年度の助成事業の募集説明会がありました。
NPO法人シニアSOHO三鷹の立場で参加しました。
http://www.fukushizaidan.jp/313kosodate/index.html
概ね、1000万円を助成します。(50%の自己負担があります)
また、先進的な事業であれば500万円まで自己負担なしで助成
されます。
「若者支援」
「出会い・結婚支援」
「親子の健康づくり」
「多世代交流」
「子供・子育て支援」
が助成対象になる事業です。
2015年には16団体が助成
されました。
、
今年は300団体が説明会に詰掛けました。競争率は高そうです。
シニアSえOHO三鷹はNPOとして15年もシニアの地域参加推進を
してきたのだから、この辺で「多世代交流で子育て支援」のテーマ
で応募したらどうかと思うわけです。
会員内の精鋭と相談に入ります。
少子化のトップをひた走る。この状況を打破するのに
・結婚や出産をためらう若い世代を支援
・子育て世帯に対する環境の整備
・社会全体で子育て応援を進める機運の醸成
のための応援事業を「東京都福祉保健財団」が行っています。
2016年度の助成事業の募集説明会がありました。
NPO法人シニアSOHO三鷹の立場で参加しました。
http://www.fukushizaidan.jp/313kosodate/index.html
概ね、1000万円を助成します。(50%の自己負担があります)
また、先進的な事業であれば500万円まで自己負担なしで助成
されます。
「若者支援」
「出会い・結婚支援」
「親子の健康づくり」
「多世代交流」
「子供・子育て支援」
が助成対象になる事業です。
2015年には16団体が助成
されました。
、
今年は300団体が説明会に詰掛けました。競争率は高そうです。
シニアSえOHO三鷹はNPOとして15年もシニアの地域参加推進を
してきたのだから、この辺で「多世代交流で子育て支援」のテーマ
で応募したらどうかと思うわけです。
会員内の精鋭と相談に入ります。