たまりば

地域と私・始めの一歩塾 地域と私・始めの一歩塾三鷹市 三鷹市


2012年12月31日

たまりばの皆さん、2012年お世話になりました。


少し前、我が家から見た西の夕空です。
あと7時間で明ける、2013年元旦は好天に恵まれそうです。

たまりば、読者のみなさん
多摩コミュニティビジネスに関わる皆様

2012年は、大変皆様にお世話になりました。
このブログで、お知らせし、議論をさせて頂きましたこと、また
そのベースになっている現実の諸活動、ビジネスができました。
健康にも恵まれ、できましたこと、感謝申し上げます。

2009年から三鷹、多摩で行ってきたコミュニティビジネスの推進、
地域と私始めの一歩塾を3年続けた三鷹CB研究会でしたが、
春3月にバージョンアップし、「好齢ビジネスパートナーズ」として
再スタートしました。

三鷹つながり、多摩CBネットワークのつながりから、招かれた
八王子オトパ(お父さんお帰りなさいパーティ)での
「60歳からは地域で志事」というシニアへの、地域貢献の呼びかけ
講演が、沢山の方の賛同を得ました。

それが、国立・多摩らいふ倶楽部、立川・コミュニティビジネス推進
委員会、など連続的な講座になり、多くのシニアの方々とコラボレ
ーションが生まれました。

高齢者の孤立防止のネットワーク構築の事業も国の助成金で
NPOシニアSOHO事業として進めています。内閣府の委員会で
始まった「高齢者の居場所と出番つくり」調査研究、アクセシビリ
ティ研究会も、新テーマで興味ある研究活動になっております。
多摩市でのCBプレーヤー育成の事業も、一歩塾の延長で継続
していること、有難いと思います。

この中から、震災2年後には始めようと思っていた東日本大震災
被災地三陸海岸のシニアとの交流が、運よく9月から関わることが
でき、ICTの活用支援とともに、リアルな竹工作での世代間交流を
応援し始めています。

「好齢ビジネスパートナーズ」は、WEBアクセシビリティ改善の講
座と、「三鷹現役プロフェッショナルカフェ」を始めて、新たな波
を起こしております。

現実の社会的な改善効果、雇用や価値の創造についての成果
が出たのかは、微々たるものでありましょうが、いくばくかの
「ソーシャルキャピタル=社会的な善いもの」を生み出せているか
なと感じてはおります。

これも国の助成支援策、三鷹・多摩他のNPOを始めとする様々
な皆様の御支援と連携があればこそです。
2013年も変わらず進めて行きたく思います。よろしくお願い致し
ます。

新年は、現在のプロジェクトのまとめ段階が大変です。これは次
年度へつなぐ大事なフェイズに入っているので、手が抜けません。
引き続き新年度企画に突入することになります。

関わる大きなイベントとして、呼び掛けてを始めておりますが、
2月9日(土)多摩CBネットワークのシンポジウム(会場:首都大学)
2月23日(土)三鷹現役プロフェッショナルカフェ(会場:武蔵野プレ
イス)
3月12日(火)シニアSOHO高齢者孤立防止ネットワーク事業報告
会(会場:三鷹産業プラザ)
には、皆様、ご参加頂きますよう、よろしくお願いいたします。

お世話になりました皆様、
癸巳(みずのと・み)平成25年、良い年をお迎え下さい。
  


  • Posted by 一歩塾&ブログ村  at 17:08Comments(0)一歩塾からのお知らせ

    2012年12月31日

    地域グルメとアジア屋台横丁の格差


    この暮れ、忘年2次会で寄った「新宿アジア横丁」。
    あれは何なんだ、と言う大変な人出。若い会社員男女が徒党を組んで飲み
    まくっている。新宿歌舞伎町の7階建て古いビルの屋上にビニールテントの
    店が数軒。お客1000人は居て押すな押すなで通路が歩けない。

    トイレは男女とも20人くらいが並んび、店内あちこちも綺麗ではない。
    この人気、なによりも「食べログ」が煽り「お店の雰囲気が最高で価格はメチャ
    格安」。なにしろ、2時間6品付き、飲み放題で2000円しない。

    シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、ネパール、沖縄の料理が出て
    店員もアジア人だから、アジアのフードコートの雰囲気を味わえて安くつく。
    これは宴会幹事さんに大受けなのだ。

    だが、食べログの口コミ欄に最近は、批判的な意見、もう行かないと言う書
    き込みが目立つ。「お世辞にも雰囲気は良くない、汚い」「Webサイトの写真、
    夜景が見えると言うのもウソ」

    堂々と汚い路線で行けばよいと思うのだが、それに格好つけた写真でウソ
    をついてしまうのはなぜか。
    裏話になるが、このビルオーナーが韓国人。屋上を在日ネパール人のまと
    め役、各国の料理があろうと全部料理人とスタッフはネパール人である。

    写真と実際が違う、店は汚い、ウソを平気で言う…この日本人の嫌悪感を
    理解できてないかもしれない。とにかく、その広告でわんさとお客が来ている。


    ←銘酒飲み比べ(新潟) ↑ 天然ブリ丼(佐渡)

    日本の田舎の観光地の料理屋は、今回新潟、佐渡に行って味わった。安いが
    料理のネタが本物で美味しい。この日本的なグルメの洗練がある。
    「アジア屋台村」志向と、二極化している。

    だから、アジアフードコートは「汚く、情熱的で、面白い」を走ってもらいたい。
    正直な写真で、夜景なんか無くていい。酒と料理がエスニックであればお客は
    喜ぶ。

    ここで働いているネパール人のおじさんたちの、居室や生活をちょっとでも
    見たら、ここで飲んでいるお客の兄ちゃんねえちゃん達とは、10~15倍違
    う生活をしているのだ。

    それで成り立っているアジアフードコート。シンガポールのフードコートと同じ。
    今後とも、いささかもこれは変わらないだろう。

    日本の観光地の洗練されたグルメ VS アジア横丁。ここに大きな違いが
    あって両方を、誰でも味わえるのが日本なのだ。  


  • Posted by 一歩塾&ブログ村  at 03:21Comments(0)好齢ビジネスパートナーズご案内