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2012年12月31日

地域グルメとアジア屋台横丁の格差

地域グルメとアジア屋台横丁の格差
この暮れ、忘年2次会で寄った「新宿アジア横丁」。
あれは何なんだ、と言う大変な人出。若い会社員男女が徒党を組んで飲み
まくっている。新宿歌舞伎町の7階建て古いビルの屋上にビニールテントの
店が数軒。お客1000人は居て押すな押すなで通路が歩けない。

トイレは男女とも20人くらいが並んび、店内あちこちも綺麗ではない。
この人気、なによりも「食べログ」が煽り「お店の雰囲気が最高で価格はメチャ
格安」。なにしろ、2時間6品付き、飲み放題で2000円しない。

シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、ネパール、沖縄の料理が出て
店員もアジア人だから、アジアのフードコートの雰囲気を味わえて安くつく。
これは宴会幹事さんに大受けなのだ。

だが、食べログの口コミ欄に最近は、批判的な意見、もう行かないと言う書
き込みが目立つ。「お世辞にも雰囲気は良くない、汚い」「Webサイトの写真、
夜景が見えると言うのもウソ」

堂々と汚い路線で行けばよいと思うのだが、それに格好つけた写真でウソ
をついてしまうのはなぜか。
裏話になるが、このビルオーナーが韓国人。屋上を在日ネパール人のまと
め役、各国の料理があろうと全部料理人とスタッフはネパール人である。

写真と実際が違う、店は汚い、ウソを平気で言う…この日本人の嫌悪感を
理解できてないかもしれない。とにかく、その広告でわんさとお客が来ている。

地域グルメとアジア屋台横丁の格差地域グルメとアジア屋台横丁の格差
←銘酒飲み比べ(新潟) ↑ 天然ブリ丼(佐渡)

日本の田舎の観光地の料理屋は、今回新潟、佐渡に行って味わった。安いが
料理のネタが本物で美味しい。この日本的なグルメの洗練がある。
「アジア屋台村」志向と、二極化している。

だから、アジアフードコートは「汚く、情熱的で、面白い」を走ってもらいたい。
正直な写真で、夜景なんか無くていい。酒と料理がエスニックであればお客は
喜ぶ。

ここで働いているネパール人のおじさんたちの、居室や生活をちょっとでも
見たら、ここで飲んでいるお客の兄ちゃんねえちゃん達とは、10~15倍違
う生活をしているのだ。

それで成り立っているアジアフードコート。シンガポールのフードコートと同じ。
今後とも、いささかもこれは変わらないだろう。

日本の観光地の洗練されたグルメ VS アジア横丁。ここに大きな違いが
あって両方を、誰でも味わえるのが日本なのだ。



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