「Oターン×RESAS アイデアソンⅡ」イベント快走中!

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2015年12月06日 18:03


写真は、多摩信・長島部長による「RESAS2.0」活用法の解説。
12月5日(土)午後、三鷹の「シェアビス3337」で開催されたイベント
「Oターン×RESASアイデアソンⅡ」という名称の集会を開きました。
多摩CBネットワークの分科会として行われました。

聞きなれない名前なので解説します。
・Oターン=IターンやUターンと違う、東京に住みながら田舎の活性
       化に寄与するビジネスや活動のスタイル。
・RESAS2.0=政府が地方創生の事業推進に、目標達成を数値で
       議論できるようにビッグデータを公開した地域経済分析シ
       ステム。4月に初版が公開され、10月から2版が公開中。
・アイデアソン=アイデアを出しっぱなし出はなくまとめて計画まです
       る時間の長いグループ討議のこと。
というわけです。

長島さんのRESASの解説の後、Oターン起業活動の紹介を2例。
聞いて、3Grに分かれて、討議しました。参加者は27人に
増え盛り上がりました。内閣府からも参加しNHK記者の取材もあり。


事例報告1)私・堀池が「ToKyo笠間学会準備会の発足」を発表。


事例報告2)合同会社「糸へん」の安田代表が発表。「SMALL WOO
        D TOKYO」です。
        「RESASの林業版が出ると活用が進む」との意見です。


次いで「RESAS活用」、「笠間ー三鷹連携」、「SMALL WOOD TOKYO」
の3グループに別れワークショップ。










ここで、第一部を終わり、第二部に入ります。

第二部は、笠間市の「笠間市創生総合戦略」を知るため、Tokyo笠間
学会準備会の拡大世話人会としての会合になります。笠間市の市長
公室・政策チーム長の北野氏にお出で頂きました。

北野氏は直接この戦略を執筆された人。

各部局との議論、市民との対話に接して
いるため、戦略のどの文字も血の通った
やりとりから書かれたものであることが
分かります。
総合戦略17ページ/施策の内容37ページ、
/笠間市人口ビジョン6ページ。
「RESASではまだ実需把握ができない」
「観光客が増えるとどの店でどう売り上げ
が増えるのかが分かるレベルが欲しい」
と北野さんの発言。


会場からは、盛んな質問が出ました。
◆戦略に「シニアの活用」があるが、もっと積極的に「生きがい就労」を取入れるべき
◆市役所の各部局の人にどう戦略を浸透させているか。成果は出ているか。
◆市民には危機感をどう説明するのか。
◆田舎の人は「よそ者の流入」を排斥する気分もあるのではないか。

私は、「ここまでよく議論が進んでいるな」と感じます。

実行面では大変と思うけれど、笠間市恐るべし。
Tokyo笠間学会も大いに、連携ができればと思います。

終了後に、分科会、拡大世話人会の懇親会を14人で行いました。
これからすごいスピードの疾走が始まるような気がしながら飲みました。

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