特急あずさ号が土曜午前10時53分、三鷹駅を出発し新
宿へ向かいます。
私(すこや)は、その列車の最後尾をホーム向かい側で
通過待ちした中央線快速上り車内から眺めていました。
夏制服の白い半袖がりりしい、小柄な女性乗務員が一人
最後尾ドアから身を乗り出して、出発のマイク放送をして
います。
次に彼女は、指差しでホームの状況、信号数件を確認し、
ホームに降りて、柱のチャイムスイッチを押し、車内に戻
り、とり出したケータイ端末の項目チェックを指さしながら
行いました。
そして列車が走り出したら、マイクを再び持って話し始め
ていました。
この間わずか十数秒でしょう。
流れるような動作からだったのか、そうではなく、まだぎこ
ちないから目立ったのか不明ですが、私には優雅で美し
い作業の光景に見えました。
写真に撮りたい様な確実に作業を貫徹する意思に満ちて
いました。
こういう動作をする人達に守られて、列車の安全な運行管
理は行われています。そんな印象を受け、気持ちが良かっ
たです。
そして、帰路にお茶ノ水駅で見たら、総武線(緩行電車)の
乗務員も女性で同じ服装でした。
そうなのか、首都圏JR東日本の乗務員は全面的に女性化
しているのかもしれない。
これも女性進出ということで、社会の活性化につながる。嬉
しいことです。