三陸被災地の今。レポート。

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2012年09月06日 12:36


岩手県大船渡市末崎町に、復興支援のプロジェクトで行ってきました。
この写真は、町の門の浜と言う浜辺の集落の風景です。
立枯れた大きな木の枝の先に、漁船のブイが絡まっています。そこまで
津波の高さがあったのです。

向こうの石垣の上の家は辛うじて助かりましたが、右側の草むらは住宅
街でしたが跡形もありません。
その集落跡を撮ったのが次の写真です。

ちらほらブルーシートが見える辺りまで津波は襲いました。
手前の草むら全体が大きな集落でした。今は何もありません。

上の方に家が沢山あります。そこに小学校、中学校や公民館があります。
末崎町の中心です。1000年前に巨大地震があり、被害を受けた村は高台
に移転したのでした。その後500年くらいしてから、もう大丈夫と下に
集落ができたのだそうです。

そこが今回は再びやられました。
海岸にある松林の写真です。
津波はこの樹を越える高さでした。大半はなぎ倒されわずかに残ったのが
枯れています。

津波の大きさを示す写真です。碁石浜と言う船着き場です。

写真中央の食堂の一階の窓の上まで津波の高さがありました。
中からが次の写真です。

同行のYさんがiPhoneで標高を測ると16.7mあります。
この高さの水の壁が湾全体で盛り上がり押してくるのです。想像越える力
です。
浜の水産関係の施設壊れたままです。破壊力が良く解ります。

町の末崎公民館の窓から、浜と海を眺めます。

手前は、中学校の校庭に建てられた100軒の仮設住宅です。この町に
仮設住宅は5ケ所あります。

次に仮設住宅をご紹介します。
大船渡市中央部の写真は、下記のブログ記事に掲載したのでご覧ください。
「堀池喜一郎 すこやの工作室日記」~大船渡屋台村のママ・高橋コウさん~
http://blog.livedoor.jp/sukoya2008/archives/1584691.html

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