たまりば

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2014年12月30日

好齢者活躍本>「つちくれさん」&「もう年はとれない」

つちくれさん表紙仁木英之著 2014/11 朝日新聞出版刊 1620円
退職したシニアが登場し、地域で活躍する
ミステリー小説「つちくれさん」

先日facebookに書いた「もう年はとれない」
(米国のミステリー小説)に続いて面白く読めた。

「つちくれさん」は定年すぐのアクティブシニア
の話であり、「もう年はとれない」は、80歳の
認知症の気配もある高齢者が大活躍する物語。
この分野で、楽しい本が出てくることが嬉しい。
もう年はとれない
ダニエル・フリードマン著 「もう年はとれない」
創元推理文庫 2014/8刊。1123円
(米)マカヴィティ賞最優秀新人賞受賞作品

この2人の小説の作者(若い人)が言うには
「年とる事がネガティブでなく、すばらしいと
思う話を書きたかった」。2人とも身近にモデル
になる祖父母やおじが居てそれを描けた、と
のこと。とても話にリアリティがあります。

まさに好齢者の物語です。おススメ本です。
(私の感動する断片)・・・推理小説なのでネタばらしできませんので。

◆「つちくれさん」
 退職刑事・福沢が考古学発掘の趣味で憧憬するくせのある考古学者・瀬川
にのめりこみ瀬川も捜査専門家の福沢に戦友的な好感を持つ。福沢のカミ
サンが、やっと危険な刑事職を下りたのに警察組織と関わる事に危惧を抱く
夫婦の会話。シニアにはありうる情景です。

◆「もう年はとれない」
 80歳ながら、かつての暴漢を制してきた鬼刑事が犯人と殴りあうと、抗血
凝固剤を投与している身に・・・。犯人に尾行される危機察知の勘が戻
るが、それは医師に指示されている認知症の幻覚発症ではないか・・・
かつての猛者と病身が錯綜するシーンの続出。
シニアの活躍の在りようが身につまされます。



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