たまりば

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2014年10月11日

聞き書きは、やはり感動し、不思議なやる気も出ます。

三鷹、八王子周辺の高齢者の話を聞いて、聞き書きする活動が展開中です。
60人の「おはなしさん」に学生を含めて30人前後の「聞き書き者」がいます。

その聞き書き者を担当しています。
2人の聞き書きを終え、あと一人を来週行います。
最初の人の聞き書きは文章にし、事務局に出しました。
文章講座の先生に指摘を受け、直しおはなしさんに提出で終わります。
お二人をインタビューした感想です。

ある程度予想していたテーマではありましたが、内容は素晴らしいもの
でした。感動して「こんな話が聞けるなんて」と思いながらインタビュー。

詳しい内容をもっと、もっと聞きたくなります。それを克明に残したい
気持ちになります。
でも、それではいけないのです。そこが課題なのです。

一人目の女性は、前の戦争の終戦時、中国に残った母と中国人の父と
の間に生まれ、混乱の少女時代を過ごしたと大変厳しい体験の話です。

60年前60年前の写真も見せて貰えました。

戦争、捕虜生活、窮乏、革命、帰国後・・・・
という激しい体験であるとともに、興味深い
歴史の事実が沢山あります。

二人目の男性は、定年退職の頃、病魔におかされ、大手術をして障害
の生活になる怖くて聞いていられない体験。

メダルの数々しかしそのことが逆に幸いな偶然を生み、
農業ボランティアに、障碍者スポーツに・
・・大活躍。
話題の尽きない充実のセカンドライフを
過ごしているという、示唆に富んだ話。


ところが、「聞き書き者」は、そこにのめりこんではいけないのです。
自分が感動した、という記事は、他の人には通じないものなのです。

そこで、今回の文章術の、基本に立ち返って文章にします。

1)誰に伝えたいのか。読者が読んで感動するまで狙い。
2)何を書くのか。聞いたことでなく他の人に「伝えるべきコト」は。
3)キーセンテンスと、簡潔な構成で読ませる。

やはり難しい。
しかし、だからこの事業はやりがいがあるのです。

そんなことで2編目を今、まとめています。



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