たまりば

地域と私・始めの一歩塾 地域と私・始めの一歩塾三鷹市 三鷹市


2012年07月14日

アート⇒地域>三鷹・森人展を見てきた


三鷹市野崎にある「森の楽校」は各種のイベントを開催する、とても
興味ある施設だ。

この施設を提供する”あきゅらいず美養品”は、明快な化粧品直販の
メーカーなのだが、企業の形が、商品訴求から「社会性、地域活動」
訴求へ転換してしまっている。

すぐ脇にある同社の社員食堂が、そのままヘルシーカフェになってお
り、一般の人が普通に立ち寄れるレストランなのだ。まさに健康定食
を地域に提供する形を、お店ではなく看板もない社員食堂の形式で
提供する。

全国に広がりつつある、高齢者の居場所「地域の茶の間」に自宅を
解放する住民のように、株式会社あきゅらいず化粧品は、森の楽校
を地域に提供する。

従業員の「働く」を「傍楽」だとし、企業、社員、地域の「三方良し」を
実践する。その象徴が「あきゅらいず 森の楽校」の存在だ。一方で、
この存在が、商品のユーザーへの訴求の強烈な広告になっている。
今後の企業の姿を象徴するような企業活動である。

その行事が13日から10日間、22日まで開催されている。
森人展(もり びと てん)
~アートと社会をつなぐ10日間~

行ってきた。

動画をご覧ください。

スペース全体に漂う、ヒノキの板の香りが伝えられないのが残念。

15日、21日と、行事があり、22日には「地域のデザインプラクティス」
というイベント・セッションが行われる。
地域に固い解決しようと動く人に対して、デザイナー、アーチストが
問題解決をセッションの形で行うモノ。

興味深い。
「自宅のこもっている高齢者の地域参加から、働きへ」という課題は
解決できないであろうか。
提案してみたいと思っている。
  


  • Posted by 一歩塾&ブログ村  at 03:43Comments(0)多摩CBネットワーク

    2012年07月14日

    清々と。今後の方針をコロット会議。


    多摩CBネットワークは、「超ゆるい」組織と自認している。
    ★トップ・代表・長という肩書が存在しない。
    ★会の規則、決め事がない。
    ★それなのに会員数は3年で40人から300人に増えた。
    ★沢山の行事を開催し、パンフレット類、Webサイトを賑わし
     実績を出している。

    このユニークな活動が4年目に入っている。

    私(すこや)もメンバーである世話人会議は隔月程度にある。
    超多忙なメンバー5人なので、欠席もあるし長時間はできない。
    そろそろ、組織の在り方を原点から見直し、第2フェーズに入る
    議論をしよう、となった。

    今回は腹を決めて、ちゃんと議論し見解をまとめたい。
    その思いが強いので、気分を変えて、所沢・コロットに集まった

    この世話人5人と事務局のTさんの計6人。
    .多忙な上に、当然立場も経営の見解も異なる。異なる信条を持ち、
    異なる経験を日夜している。

    今回、統一見解や理念をまとめるのにどうしたか。
    議論(ワークショップ)の仕方と、それを整理するのに使う文具類
    である。模造紙、ポストイット、各色のマーカー、記録にはデジカメ
    を使う。

    MLで少し前に世話人の一人から議論テーマの提案が出る。
    他の世話人から、追加もあり、それで行こうとなる。

    まず、3年間の総括をするのに、原点からの想いを振り返る。
    1)この3年で最も印象深いことは。
    2)多摩CBが動き出したと思う瞬間は何か。
    3)多摩CBで生まれたがっているもの、人が集まる理由は。
    4)最も印象的な、多摩CBを象徴するシーンは何ですか。
    5)後に追いやられている問題は何か。無いものは何か。

    その上で、これから。
    6)あなたのネクストステップは。
    7)多摩CBネットワークのネクストステップは。

    以上が議論テーマである。

    会場のコロットの古民家の座敷で、深呼吸して議論を始める。

    1)~5)を10分くらいで、各自がポストイットに書き出し貼る。
    10分くらいで80件くらいが張り付けられる。

    これを全員で見て、近い見解をくっつけたり、足りない意見を
    マーカーで書き込んだり、全体を表す「言葉」を書き込んだり
    する。

    この中で、現状に対する共通認識ができていく。異なる意見
    があることが理解される。それはそれでいい。

    次のネクストステップ6)7)を15分くらいかけて、またポスト
    イットに書き出し、別のスペースに貼る。
    貼りだしたら同じように、
    グルーピングと書き込みを
    行う。
    大きなテーマ、小さな具体
    的なテーマの混在が整理
    される。
    アイデアが次々と出ながら、
    位置づけが行われてゆく。

    この流れの中から事前と、
    今年度の具体行事のテー
    マに議論がなって行く。

    行事のポイント、日程、担
    当、場所・・・・などなどが
    決まる。



    理念の討議でない、当事者の具体策になって行くのが、この
    世話人会の特徴だ、

    食事を挟んで、16時にはほぼ終わる。私は、片づけを人に任
    せて早めに退席したが、清々とした達成感がある。
    議事録は、事務局のTさんに後日書いて貰う。

    良い景色、良い環境。それに進め方提案とと協力。
    この積み重ねが、多摩CBネットワークであり、異なる見解の
    一の集まりが地域活動を進めていく、原動力なのである。  


  • Posted by 一歩塾&ブログ村  at 02:45Comments(0)多摩CBネットワーク