たまりば

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2015年01月07日

聞き書き文完成3編>奥深いものだと感じている

完成聞き書き文写真はWord文4ページ。私が10月に三鷹
在住の小田深雪さんの話を聞いて書いた
まとめ文です。手がかかっています。

話した小田さんに、とても喜ばれました。
「どんなに辛くても命があれば良い人生が
ある~中国で生『日本人になった』人生~」
が表題です。

2時間ほど話を聞いてメモ書きし、自宅で
メモと録音を参照して「まとめる」のです。
最終的本人了解までに修正をしました。

NPO・シニアSOHO三鷹の事業、「高齢者から体験・得意技・意見を聞き
書きする」の、私は聞き書き担当です。2013年に3件、昨年も3件。6人の
聞き書きをしました。

終わって、とても奥深い仕事だなと感じています。

他人の、忘れられない体験を2時間もじっくり話してもらう。なんて、
普通の生活にはありえないです。まず、それが凄いことです。

小田さんの子どもころからの体験は、波乱万丈です。新聞記事、小説
でしか私は知らない、文化大革命のただ中に居て『下方労働』した少
女なのです。こんな話が聞けるとは思っても見ませんでした。

小田さんは、お母さんのことを話します。その帰国までの苦労と、教え
てくれたことを語ります。これからのことも語ります。
すごく迫力があります。そして膨大な情報です。(これが2番目に凄い)

しかし、この聞き書き事業は、情報を書き止めることではないのでした。
文章に書いて、他の人がそれを読み感動をするようにする、のです。
(難しいが、これが3番目にすごいところなのです)

この事業は、ボランティアの「傾聴」とは違います。
また「ききがき屋」という本を代わりに書いてあげるビジネスとも違う。

この事業は、
沢山の「聞き書き文」を、特定の人や団体・企業・行政などに読んでも
らいその情報、あるいはシ二ア本人を活用してもらう、に狙いがあります。

だから、「文章」はとても大事。
旨い文章と言うのではなく、「そのシニアの特徴」を、読む人にとって
面白く示すこと、なのです。

そのために、文章プロフェッショナルに9時間もの講座を受講しました。
作文は講師に添削をうけました。これ4番目にすごい「書き手が生まれる」。

お話した人は、この文章で「自分のまとめ」ができ、自信を得るようです。
最後のこれが、5番目の「すごい」です。

私の体験の一応の整理です。
5つのすごいがある、奥深い活動だなと思っているところです。



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