たまりば

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2013年02月15日

プロシージャを覚えようとしない?後期高齢者

安否確認の端末Lのサポーター実務で、始めたばかりで感じること
があります。

朝のご連絡画面で、「お元気ですか?」と声かけされたら、
「良好」などのボタンを押す。
ということを一緒に操作してあげて説明しました。



「簡単ですね」とこちらが言うが、うなづかないのです。

同じことを、TV電話しながら、もう一度説明します。
「解った、簡単だ」と言わないです。
自分でやってごらんと言って、TV電話を切りできたかなと又聞くと
「この画面の次が出てこない」と言うのです。

「さっき言った、朝のご連絡の文字を押すのですよ」
「はいはい」と言って
自分でやらせると、
「音声放送は聞けたが、その次にすることが解らない」と言うのです。

「下にある3つのボタンを選んで押すのです」
「はいはい」
というが、電話を切ってやらせると、
「どこを押すのですか」と言う。

つまり、会話しながら、自分の頭の中に「蓄積・反芻」をしていな
いのです。

さんざやって、なんとかできて、
一日たった、

今日訪ねて「朝のご連絡のボタン押しました?」と聞くと
「なんのことでしたっけ」でした。
説明すると
「思い出した」という。

また2日前と同じことが繰り返されたわけです。

話をしていると頭脳明晰で、通常です。
「ずッとおさんどんばかりやってきましたから」といいます。
そのおさんどんからも、旦那が亡くなって息子さんだけで
軽くなって、10年。

本はよく読むといいます。師範学校を出ている人です。
恐らく、この間に、手順(プロシージャ)を憶えるということを
殆どしてこなかったのかもしれないです。

独居の長い方々の特徴かもしれない。

だが、そうでもないと私は思うのです。
たまたま、一緒の、運用事業をしている別の高齢者支援端末Vの方
だと、この安否確認のプロシージャが、もう一段階丁寧です。

「テレビ電話をかけます」(以下同様、音声と文字)。
「ボタンを押して下さい」⇒すると画面が変わり、
「相手の名前をアカサタナから選んでください」⇒すると画面が変わり
「一つを選んでください」⇒すると画面が変わり
「電話ボタンを押してください」
・・・

と言うように、毎度毎度の念押しが入ります。

こういうシステムが必要なのではないでしょうか。
くどいが、お相手するコンピュータは疲れませんね。

要するに、毎回の操作で、「つぎは何だっけ」を考えずに済みます。
この後期高齢者がしなければならないことは、このプロシージャ
に慣れることではありません。
電話がつながって、楽しい会話をすることなのです。

もしかしたら端末Lは、後期高齢者がプロシージャを思い出すのを
繰り返すことによって、脳の活性化を狙っているのかもしれないです。
そうなのかも。

私の興味は、Aさんが、繰り返しによって、プロシージャを憶えてし
まうことがあるのか、無いのか。あるとすれば何日後か。
と言うことに移ってきました。

こういう人たちが数十万人います。
そこに普及させる、そのためのサポーター。
無駄なことをしていないか、イヤ、その無駄に見えることが脳の
健康につながるのかも。

実験の結果は、おいおいレポートしてゆきます。



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