たまりば

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2014年05月12日

団地から日本の未来が見えてくる>高島平で未来学会

築40年
東京・板橋区の高島平団地へ行きました。
団地内の緑地6000世帯が密集して住む、
築40年の高層団地です。
古くなり、高齢者比率が
50%という状況です。

ここで今後を議論する
集会が行われました。
「団地から日本の未来が
見えてくる」
のテーマで、日本未来学会
のシンポジウム。

講演があり、円卓会議に
私(すこや)も参加しました。


シンポジウム発表では、当初の団地建設の構想と現状について、
「一時的な住居として設計され、老人が住み続ける社会変化にはアン
マッチ」、
「これからは内部の住民が『住む』だけでなく『職場』『医療』も作る」
が必要ではないか、との分析。(国際医療福祉大学大学院高橋教授)
高橋教授の発表:団地の社会様式

団地内住民・NPOによる活動の紹介がありました。

荒川直美さん練馬区の光が丘団地で、訪問介護・サロン
の活動をしているNPO法人「むすび」
荒川直美さん。
光が丘団地は高島平の10年後に妹団地
として作られたと言うことを知りました。

おうちごはんプロジェクト
高島平の東端でひとり暮らしの人向けに、一緒にご飯を食べる
「おうちごはん」会員活動をするプラスワンプロジェクト。NPO法人
ドリームタウンの小川香織さんの、年間150回という事例報告です。

未来学会らしい、参加者からの提案がいくつか行われました。
NPO法人シニアSOHOの久保律子代表理事は、三鷹で行っている
「学校芝生化プロジェクト」「学校安全推進員」でのシニアの活躍を
紹介しました。

私も高齢者同士が、ビデオチャットで教えあう仕組み「いきいきレッ
スン」を始めるので、「高島平でシニアの参加の仕組みを作ろう」と
提案しました。
デジタルメディア研究所橘川さんデジタルメディア研究所所長
橘川さんからは、
本好きの人が持っている本を集めて
「公開文壇図書館」イベントを常設
しよう、の提案。



団地独立国宣言by和田さん日本未来学会理事の和田さんは、
まとめの「団地・独立国宣言」を発表。
団地の将来には、明るい道と衰退の
道があるが、うまくやれば世界の
先端になり、展望が開ける。
FAB社会論を公文先生から
日本未来学会会長・多摩大学情報社会学研究所公文俊平所長から
FAB社会論のお話があり、有益な会合になりました。  


  • Posted by 一歩塾&ブログ村  at 08:39Comments(0)超高齢社会対応好齢ビジネスパートナーズご案内