たまりば

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2013年03月13日

三鷹情報>井の頭西園の桜開花も砂塵の中


我が家の買い物でスーパーへ。
ママチャリ走行も危ういほどの強い風。

畑や空き地から褐色の砂塵を巻き上げています。
併せて花粉症。目薬のお世話になり通し。

さあ、ICTまちづくり事業の高齢者の自宅訪問して
来よう!
夜はちょっと、地域SNSでのまちづくりの勉強会に
出てきます。

明日は、昼から「高齢社会の医療・介護データ活用」
シンポジウム
のパネル参加です。  


  • Posted by 一歩塾&ブログ村  at 17:05Comments(0)超高齢社会対応

    2013年03月13日

    三鷹・高齢者孤立防止ネット報告会>和やかで盛況


    (上写真:会場で拍手を受ける高齢の利用者)
    3月12日のWAM事業報告会は、
    結果として
    みんなが高齢者に賞賛する集会に
    なりました。

    会場は三鷹産業プラザ7階会議室。




    久保律子・NPO法人シニアSOHO三鷹
    代表理事の開会のご挨拶です。

    ===
    「孤立支援のネットワーク」というテーマは
    高度で抽象的です。
    実行している事業を、素朴に実態を映像で、
    ご報告することにしました。

    それで、集客があるか不安でした。
    開けてみると、多彩な方が参加しています。

    関係先と連携させて頂いて、シニアSOHOが
    福祉医療分野に取組みました。

    先ず見て聞いてご議論を頂ければと思います。
    ===
    主催のNPO,実行委員、関係者としての、高齢者の利用者、サポーター、
    医療福祉、ICT講師が30人、一般の関心ある方がたが45人合計75人。

    70代以上の人が多く99歳の方も男女半々で参加しました。若い人も居
    ました。
    一般社団法人 シニア社会学会
    会長(お茶の水大学名誉教授)
    袖井孝子氏の来賓挨拶です。
    ===
    シニア社会学会が数年してきたテーマを
    引き継いでの事業の実現なので嬉しい。

    高齢者のネット社会参加にはサポーター
    育成なのだと解った。しかしICTに強いだ
    けでは支援できない。
    それが今回、ICTに強い三鷹で、できた
    かどうか。そこに関心がある。
    ===


    東郷清児(内科医・武蔵野ホームケアクリニック)院長による基調講演
    「これからの地域医療」

    日本の医療は、超高齢社会を迎えているが、病院施設に頼り過ぎ
    家庭や地域でのケアが殆ど弱くなった。高齢者が増えれば癌を
    中心に、終末医療が大変な課題なので、方向は在宅医療になる。

    病院に頼り、在宅医療介護が手薄で、日本の医療は崩壊する。
    そのことに一般の人、医療関係者が気が付いていない。

    もっと賢く、現実的な「意思を持って」「行動する」しかない。
    自身のQOD(=死の質)を考え、発信しよう。

    という、激しい現状の課題への指針のお話しでした。
    会場では深くうなずく人が多かったです。
    シニアSOHOのWAM事業
    事務局長・松尾章史から、今年度
    の事業活動の概要報告の後・・・

    5地区の事例報告が行われました。



    西東京市の「きらっとシニア倶楽部」有馬将由さん、佐藤力さん、青山恭彦さん
    このグループは
    3人の利用者をサポートし、
    99歳の男性のお元気な
    活用事例を報告しました。
    サポーター制度の良さも確認
    し、今後の課題を整理しました。


    次は、NPO法人日本アクティブライフクラブ東京本部の事例です。
    東京本部代表の筑摩孝雄さんの発表です。

    ナルク東京のサポーターメンバーは会場に多数参加されました。

    上質ケアを高齢者に訪問で行っているNPO法人グレースケア機構の
    五十嵐義次さん、NPO法人シニアSOHOの京増恵太郎さんの
    事例報告が続きます。

    最後は、三鷹市の駅前周辺
    地域包括支援センターの事例報告
    です。
    加藤充良センター長は、99歳女性
    の利用者を見つけ出すのと、その
    人がVoViTを活用するようになる
    過程を報告しました。

    その利用者は、非常に活発な方ですが、デジタル機器など使いたくな
    い気持ちだったのが、介護士やVoViTサポーターの説明から、
    「お役に立つのなら」と取り組み、手書きメールの使い手になったという
    報告でした。

    最後に、荒井浩道准教授(文学部・
    シニア社会学会理事)
    から講評をして頂きました。





    基調講演の東郷医師のお話しと関連し、
    1)独居でなくとも、見守りされない人が居る。 新しい近隣での
      見守りが必要な時代。
    2)超高齢の人でもICTの活用が可能との事例であり、役立ち
      楽しければ使う。重要な事例が今回示された。
    とお話しされました。

    私(すこや)は最後に、お礼のあいさつをしましたが、
    ここに集まった、地域の多様な皆さんが、日常的に見える化し、
    高齢者見守りの情報共有をすることが今後の目標ではないかと
    感じました。

    13:50から16:30までの会合で参加者はアンケートを書いて
    解散しました。
    その後、三鷹駅前のレストランで、懇親会を21人が参加で行い
    交流を図りました。

    皆様、ご参会、本当にありがとうございました!

      


  • Posted by 一歩塾&ブログ村  at 09:36Comments(0)超高齢社会対応